およそ5ヶ月の横浜公演。
まあそれなりに月1~2くらいのペースで通ったものの、ラウルオタとしての本懐を遂げることは出来なかったというのが本音である。
ラウル…もっとこう…出ろよ…特にアラフォーとか…
数多の演出変更については正直微妙に思う部分も多かったものの、キャストによって大分見方が変わることもあって、佐野ファントム×苫クリスというマイフェイバリットの組み合わせで拝見できた千秋楽はもうそれは素晴らしい公演でした。佐野苫はいいぞ。
およそ5ヶ月の横浜公演。
まあそれなりに月1~2くらいのペースで通ったものの、ラウルオタとしての本懐を遂げることは出来なかったというのが本音である。
ラウル…もっとこう…出ろよ…特にアラフォーとか…
数多の演出変更については正直微妙に思う部分も多かったものの、キャストによって大分見方が変わることもあって、佐野ファントム×苫クリスというマイフェイバリットの組み合わせで拝見できた千秋楽はもうそれは素晴らしい公演でした。佐野苫はいいぞ。
今年に入ってから海宝氏のアウトゼアを聴くためにFODに行き、MMSに行き、そしてライブに行くというアウトゼアオタみたいになっている俺氏、本当に聴きたいのは『自慢の息子』だったりする。
なので念願の海宝アラジンのPOYBがこのたび!聴けました!
アラジンは去年の8月(たぶん)以来である。ほぼ1年ぶり!
ついでにミリオンとサムバディも聴けた。曲のチョイスだけでアラジンオタを殺す海宝直人、さすがアラジンオタの鏡である。
簡易です。超簡易。
アルちゃんたちは結構演技がよく変わるので見るたびに印象が違うことがある。
◎島村アラジン
繊細さと強かさの振れ幅が大きいエモーショナル系ヒーロー。
◎厂ちゃんアラジン
後ろ暗い過去を引き摺って生きる数えきれない深い傷を背負った青年。
溢れる包容力と時折見せる影のある微笑みが魅力のダークヒーロー系スパダリ。
◎海宝アラジン
チャラさと爽やかさで情けない一面すら魅力になるアグラバー1のモテ男。
◎笠松アラジン
未熟だけど純粋、ダイヤの原石と呼ばれた青年のひたむきさはアグラバーを救う。
◎北村アラジン
ポテンシャルとその場のノリだけで生きてきたハイスペック軽率愛されボーイ。
私の2トップアラジン、最年長アラジンと末っ子アラジンは共通点がないように見えて、わりとカリスマ的魅力があるところが似ていると思っている。末っ子アラジンにダークサイド部分はないけれども。
最近笠アルちゃんの印象が変わりつつあるのと、海宝アラジン4回しか観てないので謎の神格化が私の中でされつつある。登板してください。
※追記
スパダリの人最初闇を背負わせすぎたので変えました。
下書きが出てきたので3ヶ月越しに弔っておきます。
平方FCイベに参加するためにわざわざ早退して行ってきました!オタの鏡!
初演は一応平方・宮野で2回観たのだが、はっきり言ってストーリーが微妙すぎてもういいや…とか思ったはずなのに、再演もイベントにつられた。
原作を読んだことがないのでどこまで忠実なのかはわからないけど、呪いで現代から古代エジプトに飛ばされた少女がエジプト王と出会って恋をするというどこかで聞いたような話である。
まあどこで聞いたかというと、ぶっちゃけ『天は赤い河のほとり』である。こっちの方がパクリだって?知るもんか。
ストーリーの流れは『美女と野獣』に似ている。傲慢な独裁者である王に閉じ込められ最初は反発していた少女が、偶然にも自分を助けてくれた彼の本質を知り好きになっていく、みたいな。よくある展開である。
ベタベタな少女漫画の展開が好きならハマるかもしれない。メンフィスとキャロルがラブラブになってからのラブラブっぷりはそれはもう凄まじい。もはやイズミルの付け入る隙があるとは全く思えないし、そもそもイズミルがキャロルを好きになった理由もいまいちわからない。珍しけりゃなんでもいいのか?
一番微妙なのはヒロインのキャロルに魅力を感じないことであるが、この点については後述する。
①キャロル、キャピキャピしすぎ問題。
全体的に落ち着きがない。よく騒ぐ。とりあえず聡明には見えない。うるさい。
宮澤佐江ちゃんと聖子ちゃんどちらも観たが、どちらも似たようなものである。衣装はかわいい。衣装のかわいさだけでなんとか救われている。
②ヒッタイトの王女ミタムン、モブ女すぎ問題。
ビジュアルがモブ女すぎる。ヒロインをいじめるモブ女その1って感じ(ひどい)。
あと濱田さんに焼き殺されて以降、焼死体(語弊)のまま出てきて踊るのだが、あのシーンは必要なのだろうか。ミタムンについては何の思い入れもないが、さすがにかわいそうだ。
③ヒッタイトの王子イズミル、妹をすぐに忘れすぎ問題。
妹は殺されたのだ…とか言っているわりに、すぐに忘れてキャロルを捕えることに必死のイズミル。
お前最低だな…全兄貴キャラが助走付けて殴ってくるぞ…
④キャロル、骨が弱すぎ問題。
メンフィスに腕を掴まれただけで骨が折れるのだが、骨粗鬆症かよ。
しかも直後のシーンでは何事もなかったかのように街に繰り出していた。意味がわからない。
あまりの意味が分からなさで不評だったのか、このシーンは再演でカットされた。
ギャグシーンとして秀逸だったので少し残念だったりする。
⑤ライアン兄さん、報われなさすぎ問題。
基本的に登場しても「キャロル…」としか言わないライアン兄さんである。
闇落ちしそうな程憔悴しきったライアン兄さん、ようやく戻ってきたキャロルに安堵するも束の間、妹はメンフィスのためにすぐに古代に戻ってしまう。
ライアン兄さん以外にまともな人間がいない。ゆゆしき事態。
⑥キャロル、なぜメンフィスを好きになったのかわからなすぎ問題。
百歩譲ってメンフィスがキャロルを好きになったのは「今までいなかったタイプ」の「自分に物申せる姉以外の唯一の女性」でまあなんとなくわかるのだが、キャロルはあれほどメンフィスを嫌っていて一度助けてくれただけで好きになるのか????よくわからない。まあいいけど。
BBも同じような流れではあるが、ベルが助けてくれたビーストへの恋を自覚するのはそれこそ最後だし、それまでの間に絆を深めるイベントがたくさんあるからね。
とまあ、色々とツッコミどころに欠かない本作であるが、リーヴァイ氏作曲の音楽はもちろん素晴らしい。
DVDは別にいらないのでサントラを出してください!完!