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Comment lui dire

フランスなんて行きたくない

ノートルダムの鐘 2017/1/28M あっきーカジモドを観るために突発する。

ノートルダムの鐘 ミュージカル 劇団四季

あっきーカジモドがデビューしたということで!おめでとう!

鐘強化週間は終わっただって?そんなこと言ったっけ?

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あっきーを観るのは地味に花束以来である。たぶん。

 

◎『Heaven's light』のあっきーカジモド
一見物事を深くは考えていなそうが故の愚直さと自分を照らしてくれる天国の光にあこがれ続けるひたむきさ併せ持つ「陽」の印象がとても強いカジモド、というのが第一印象。
基本的に一度観ただけで全てを把握できるほどの感性を持ち合わせていないのでこの先も言うことは変わると思います。

フロローに「醜い」「気持ち悪い」と教え込まれ反芻するあっきーカジモドがすごく印象的であった。自分のことだけど他人のことのような、静かで、感情を露わにしないさまは他の二人とは対照的であり、それゆえにあっきーカジモドは自分をどのように思っているのか未だに上手く消化できていない。

 

一幕の『天国の光』の穏やかさとひたむきさの両立。おぼろげな形をしていた憧れが実際に自分の手が届くようになったことに対する嬉しさをかみしめるあっきーカジモドの希望に溢れる笑顔に思わずホッとさせられる、素晴らしいナンバーだと思う。
対照的な二幕の『天国の光』は奇跡御殿で手を取り合うエスメラルダとフィーバスを外から見つめながら歌う悲しい旋律となる。
なるのだが―

あっきーカジモド、めちゃくちゃ微笑んでる。


そう来たか…そう…来たのか…(動揺)
エスメラルダと大嫌いであるはずのフィーバスが奇跡を信じて二人で歩みだそうとする姿を見て、物悲しくもどこか見守るような微笑みを浮かべるとは。もちろん自分には奇跡が起きない深い悲しみを感じてはいるだろう、だけどそれ以上に彼女の幸せを願ってしまったのかもしれない、なんて…まだわからないけど。

 


あっきーカジモド、印象以上に複雑なキャラクターかもしれない。早くもう一度観たい。

 


◎「ちっとも幸せそうには見えない」続・佐久間フィーバス


「僕は幸せだよ」

 

って言いそうって話したっけ?

 

闇が深すぎる佐久間フィーバス、エスメラルダに対して完璧に一目惚れ。
束の間かもしれないが享楽的な人生を送る彼は自分を解放してくれる存在に出会いたいと思っており、出会った瞬間からのガチ恋っぷりが半端ない。
大聖堂で神に祈りを捧げ歌うエスメラルダを見つめる佐久間フィーバスの表情が全てを物語っている気がする。

佐久間フィーバスの場合、自由を求めている度合いが強いように見える。清水フィーバスと比べると本質的に根無し草なのかもしれない。似たもの同士でエスメラルダに惹かれたのかな。
今までの自分は本当の自分じゃない=幸せそうには見えない、ということで、エスメラルダに出会って初めて本当の自分に出会えた彼にとって彼女はまさに運命の相手だったのだろうな…。