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Comment lui dire

フランスなんて行きたくない

キャッツ 2017/2/4MS、2/5M

USJに行くついでに観てきました。

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【適当な大阪キャッツのあらすじ】
横リコが地元で大暴れする。

 

 

一時期デビュー猫率が高すぎてまとまりに欠けるなと思っていた大阪猫ですが、ここに来てベテラン勢と慣れつつある大阪デビュー組が上手い具合に融合して魅力的な舞台になってきたように思います。猫はいいぞ。

 

◎約2年ぶり、リーダー萩マンが降臨する。
萩原さんはアグラバーで魔人になってくれとあれほど…


久しぶりの萩マンであるが、登板初日からはっちゃけまくっておりこのリーダーとあの二番手(政所ランパス)で大丈夫なのかジェリクルキャッツ…という一抹の不安。
でも一番回数を観ているだけあって、やっぱり萩マンだと安心するのだ。
マンカスとランペは意外に絡みが多いのだが、萩マンとゆきランペの組み合わせは至高だと思う。特に二幕頭のメモリー後、萩マンにじゃれるゆきランペの頭を優しくポンポンと撫でデュト様のところに行くように促すシーンの尊みで私は安らかに死を迎える。
シリアスなイメージの強いマンカスだけれど、萩マンのシリアスとギャグの振れ幅もすごく好きなところの一つで、ソノクイでモンキーダンスのような謎のダンスを踊り狂い唯ンボと松出ミストに迫って二人を困らせていたときにはさすがに自重…しなくていいと思います!もっとやれ。

ミストをハグし損ねて自分をハグしてしまうシーン、前はもっとコミカルにやっていたと思うのだが、今回演技がかなり変わっていてすごくせつなそうな微笑みを浮かべるようになっていた。これは確実に全てが終わったあと旅に出るタイプのマンカスだ!


◎みどころいっぱい、唯ンボちゃんのスキンブルナンバー
かわいい、キラキラしている、仕事もできる、良家出身だと思わせる育ちの良さ、そんな人生勝ち組の要素を兼ね備えているにも関わらず、雄猫内での地位がダントツに低いところが唯ンボの魅力でもあると思うのだが、自ナンバーはそんなことは抜きにして最高にかわいい。
「モーニングティーはうすめ?」の底抜けに明るいニュアンスの中に見え隠れするロイヤルさがたまらない口調で、この台詞は唯ンボが一番好きである。
もう一つはミストを連れていくところ、手を引いたあとに手招きしてミストを呼ぶ仕草がたまらなくかわいい。おいでおいで、と手招きするのは唯ンボちゃんだけ!

 

◎松出ミストと政所ランパスの終わることなき死闘
タガーと雌猫たちのワチャワチャなどそっちのけで上手2階で繰り広げられる死闘、もはや一大スペクタクル。

9月に拝見した際、政所ランパスが一方的に松出ミストに攻撃を加えていてあまりのバイオレンスぶりに喧嘩猫というよりは暴力猫では…とハラハラしたものだが、あれから約5か月―松出ミストが己を鍛えて戻ってきた―――

というわけで松出ミストが政所ランパスに猫パンチを繰り出すのだが、政所ランパス、基本的に無視をキメこむ。パンチされても涼しい顔をしている。
わかる…相手にされない方が堪えたりするよね…わかる…生粋のいじめっ子だよこの猫…

かと思いきや凄まじい威嚇で松出ミストを追いやり、またすぐに涼しい顔に戻る政所ランパス。
リプライズでは顔色一つ変えずに雨樋を滑り落ち、無言の圧力で松出ミストを雨樋から追い出す。


…これ弱い猫(例:唯ンボ)は彼の威嚇で消滅するのでは???
己の強さをひけらかさないが実は最強の実力を誇る系のランパス…とか前は言っていたのだが、もはやすごい勢いでひけらかしている。お前はジャイアンか。

 


◎安定マンペル、洋マンゴとゆきランペ
横浜楽コンビ。

同日デビューのよしときマンゴとゆきランペの組み合わせももちろん大好きなのだが、ちょっと情けなさがある洋マンゴと小生意気かわいいゆきランペの圧倒的ランペ優位マンペルも素晴らしい。
洋マンゴは昔ほどマイペースではなくなって大分大人っぽくなったな。マキャファイの戦闘力は相変わらず皆無なのだけど、ランペをすごくよく気にかけてくれる。
あとゆきランペ、横浜楽まではずっとやってくれていた「運も強い!」のアレンジをいつしかやらなくなってしまったのだけど今回からやってくれるようになっててとても嬉しかった!大阪デビューのさんぺちゃんがアレンジしていたのでその流れでしょうか。

 

 

◎やんちゃフリーダムな自称青年猫、横リコ
横リコは如何なるときも猫そのもので、踊っているときの横リコのふとした猫っぽさが本当に上手だなあと思うのだが、具体的にどのへんが…とかは素人なので上手くいえません。
コリコが少年か青年かについては中の人によって大分そのイメージが変わるところではあるが、横リコは中の人も語るようにわりと年齢が高めのイメージであったりする。といってもあくまでコリコの中ではという意味であって、ランパスとかカーバに比べるとまだまだ子供だ。

今回の横リコも遺憾なくやんちゃを発揮してくれたのだが、一番ツボったのがバストファさんナンバーでご給仕に失敗した松出ミストがスライディングして戻ってきたら、思いがけずに横リコの足に激突してしまい大げさに痛がっていたことであった。ぶつかったの明らかに脛のあたりだったのだが、なぜか太ももを抑えて痛がる横リコ。真剣に心配する松出ミストが天使に思える。
その後復讐なのかどうかはわからないが、取り巻きの雄猫が一歩ずつ横にずれていく振りのところで定位置を過ぎても横にずれてわざと松出ミストに激突する横リコを生温い目で見守った。

なお政所ランパスと太一バの大人組(?)があくどすぎるため、横リコが舎弟に見えるのは仕様です。

 

 新猫について少しだけ!

 

◎上川タガー
全ての語尾にエクスクラメーションマークがつく系タガー。

 

「こんな楽しい生き方ないぜえッ!」
「雌猫たちは俺のことを追いかけてくるぜえッ!何もしなくてもッ!」(出展:ロミオ&ジュリエット)

みたいな。語尾強め。こういうの何て言うんでしたっけ。イキってるだ!超イキってる。

たぶんダンガンロンパのキャラなら途中でヘタレて最後まで生き残るタイプ。
タガーナンバーでタガーを見るその表情に「自分の方がカッコイイ」ニュアンスが含まれていた上川マンゴの中の人こと上川氏のタガーがどのようなタガーになるのかすごく楽しみにしていたのだが、わりと予想外のキャラクターであった。
予想としてはもう少しチャラくなるかと思っていたのだが*1上川氏の得意なヤンチャ系演技を生かしつつも田舎のヤンキー的な雰囲気を醸し出していて、その方向性で来るのか…と唸った。

雄猫ベッドのところは逆向きに並ぶだけの控えめバージョン。
タガー締めも控えめだったかな、ライト消しはやらないんだね。

なお、王子みは1ミリもありません。

 

◎松出ミスト
カッコイイ系のミストが好みな私としてはいまいち引っかからなかったのだが、タガー締めの前に舞台上に残りタガーをじっと見つめて「僕も残ってあげようか?」みたいなナメきった顔をしてきた瞬間ようやくキャラの方向性が掴めたような気がする。
かわいい系ミストであることに間違いはないのだが、そこはかとない強気が見え隠れする瞬間がある。そのへん、ミストフェリーズらしくてとても良い。
9月に観たときよりもダンスに不安がなくなって安定してきたように思う。他のミストが全員出払っている(たぶん)ので、連投頑張ってください。


◎肥田ギル
お小遣いをあげたい系ギル。

面倒見が良いおかん系玉井ギル及び新庄ギルやジャングルで10年過ごした後にJYに流れ着いたような渋さを醸し出す太一ギルをここ数年観てきた身としては、久しぶりのかわいい系ギルの登場に新鮮な気持ちが溢れる。
そんな孫みでいっぱいの肥田ギルくん、少し情けなさはあるものの電車では必ずお年寄りに席を譲っちゃいそうなとても優しくていい子だぞ!
上川タガーにいいように扱われている感があるので、おばあちゃんにもらったお小遣いを巻き上げられていないか心配でならない。


◎吉村ディミ
大阪でディミがデビューしすぎて誰を見て誰を見ていないのかもはやわからなくなっているのだが、遠目で見ると坂田ディミによく似ているなと思わせる吉村ディミは初見であります。
ACLの落ち組のボーイッシュちゃんで観たときあまりにもボーイッシュだった吉村さん、ディミはちゃんと女性らしい部分もあってかわいい。
何よりビジュアルがディミらしくて、真顔のときのシャープさと笑顔になったときのキュートさが私好み。

 

(私にしては)ひさしぶりの猫だったが、初見の猫もたくさんでやっぱりいつ観てもどのキャストでも猫は楽しい。早く関東に戻ってきてほしいな(小並)

*1:同氏演じるフィエロは現役フィエロの中で一番チャラいと思う