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Comment lui dire

フランスなんて行きたくない

ノートルダムの鐘 2017/2/22S 

ノートルダムの鐘 ミュージカル 劇団四季

猫の日なので鐘を見てきました。

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◎あっきーカジモドについて

2回目のあっきーカジモドでした。


カジモドのビジュアル的にはあっきーカジモドが一番好みですね!もともとあっきーの顔が好きというのもあるのだけど…
メイク超似合ってない?すごくかわいい。童顔なせいもあるけどビジュアルだけなら一番年下に見える。

 

初見のときはひたむきさが目立つゆえか精神的に未熟な部分も強く感じた気がしたあっきーカジモドなのだが、なんか今回見たらめちゃくちゃ大人だった。
カジモドの中では一番穏やかな性質で忍耐強そうに見えた。鈍感なわけではなくストレス耐性があるイメージで、わりと日本人らしいカジモドである。

 

なんといってもあっきーカジモドで特筆すべきなのは、自分の中の負の感情を全部飲み込んで笑ってしまうところだと思う。
それは我慢し続けてきたがゆえの防衛本能なのかもしれない。フロローを手にかけるその寸前、お前のせいだと追い詰めるときですら笑っていた。怒りとかやるせなさとか絶望とか入り混じった、自分に向けられたような泣き笑いの顔だった。

だけど、奇跡御殿で手を取り合うエスメラルダとフィーバスを見つめているときの優しさすら感じるその笑顔はけっして辛さを隠すためだけのものなんかじゃなくて、エスメラルダのことを心から想っているその気持ちが表れているように思えてならない。
あのシーンのカジモドの表情は本当に三者三様なのだけど、あっきーカジモドの表情には一種の慈愛や包容力のようなものすら感じられて、もしこのままエスメラルダとフィーバスが無事に逃げおおせたらきっとあっきーカジモドは自分がどんな罰を受けようと一生我慢できたのではないだろうかとさえ思う…

あんなに優しいあっきーカジモドだけどフィーバスのことはやっぱり大嫌いで、それでもエスメラルダとフィーバスが幸せになることを願える優しさもまた彼らしさである。

だからこそそれを壊そうとしたフロローが赦せなかったのだと思えるのだ。

 

…しんどくね?

なんか何言っても最終的にしんどいという言葉一つで終わる。語彙の補填が早急に望まれます。

 

◎この芝フロローが最高に気持ち悪い2017冬
自らが信じる絶対的正義ゆえに道を踏み外していく野中フロローとは対照的に、人間としての本性が醜いまでに剥き出しになる哀れな聖職者のなれの果て、芝フロロー。
なぜエスメラルダに執着するのか自分でもわからない、知りたいと本人は言っているが、歪み切った恋愛感情以外の何物でもないと見ている誰もが断言できそうなほどにエスメラルダを見るその熱い視線がヤバイ。童貞を拗らせてもはや一生童貞でいることを貫き通さなければいけないような強迫観念にかられた中年が、勝手に若い女に貞操の危機を抱いているようなものである。

 

ごめんすごい酷い感想だった。

 

芝さんの凄いところは、何かを拗らせた人間が狂気に溺れていく姿は気持ち悪くも痛々しく、そして最高に哀れで、これほどに人間らしい姿はないんじゃないかと思えるような演技をまざまざと見せつけてくるところである。


あとあれですね、芝フロローはあっきーカジモドにすごく優しい気がする。達カジにも優しかったけどそれ以上かな。
なんていうか…気付かないうちに彼のひたむきさに救われている部分もあったのかな、なんて考えてしまう。悲しい疑似親子関係。

 


あっきーカジモドを観ていたら急にあっきースカイを観たくなってしまった。
何を隠そう涼太スカイの次にあっきースカイが好きなのだが、株のトレーダーから転身したようなあののどかな島においてもなお野心ありそうなあっきースカイ(私見)な。
鐘を観るたびに「再演でユダやろう?」と言いたくなるのだが黒歴史蒸し返し禁止法に抵触するでしょうか。ごめんなさい。