キャッツ 2017/12/2MS 北村スキンボのために突発する(2回目)
今年2回目でした(白目)
猫に対する情熱は前ほどではないので、何が何でも行きたい!というわけではないのだけど、それはそれとして北村スキンボちゃんは観たい。
北村スキンボちゃんは観たい(大事なことなので)
(※今回の感想は100%贔屓目でお送りしています)
◎存在感だけで満足できる理想のアイドル、北村スキンブルについて
圧倒的アイドル感☆彡
あるいは、かわいさの暴力☆彡
または、フリーダム天使☆彡
ていうかめちゃくちゃハイパーマーベラス最高にかわいいってことだよ!!!!!!!
(戯言です)
北村スキンブルが観るたびに自ナンバーのキラキラアイドル感が増して本当に理想の夜行列車のアイドルです…大好き…ゴキタップでのかったるそうな雰囲気とのギャップも最高…
— こむぎこ (@11_14_29) 2017年12月2日
柄にもなく真面目な褒め方をした。
デビュー時に比べてメイクがノーブルになった?目のパッチリ感が若干薄れた気がする。
まあ顔がかわいいのは当然()のことなので、北村スキンボのすごいところは目がキラキラしているときとしていないときの差ですね…どんな能力だ?(基本的にきたむスキンボちゃんの中の人こと北村優さんはいつも目がキラキラしています。ジャニーズアイドルかな?)
私がスキンブルにおいて一番重視するのはとにかく「アイドル感」なので、きたむスキンボちゃんはまさに理想のスキンブルそのものだった。
1幕においてスキンブルの見せ場は殆どないので細かい芝居を楽しむしかないのだけど、わりと自由な振る舞いが多くて強引さが目立つ北村スキンボの姿はまさにトップアイドルの素の姿という感じである(アイドルに対する偏見)。
そんなタガーナンバーで目が死んでいることもあるわかりやすいきたむスキンボちゃん、自ナンバーのアイドルのソロコンサート感が半端ない。ガラッと変わる雰囲気、そして場の空気をコンサート会場にしてしまう存在感を持っている。
スキンブルは自ナンバーが全てという極論を展開すると、自ナンバーで魅せてくれたら本当にそれだけで満足できる。ブックレスミュージカルかつダンス演目であるという特性上、シンガーの見せ場って極端な話自ナンバーだけになってしまうので、もちろんそれ以外のシーンでもたくさん演技はしているしダンスも拝見できるけどやっぱり自ナンバーで魅せてくれる俳優さんにとても惹かれてしまう。
北村スキンボの何が一番好きかって、自ナンバーをコミカルにかわいらしく歌うのにゴミ列車が完成した瞬間から感情の昂ぶりと共に歌声がすごく重厚になるところだった。普段は気の赴くまま生きていそうな北村スキンボが心の中にしっかりと持っている列車を愛する気持ちが素直に伝わってくるし、何気ない仕草や表情の移り変わりで感極まっていくのがよくわかる。感情の変化を表現するのが本当に上手な人だなって思うんですよね…。
ここまで、贔屓目全開でお送りしました。
ちなみにアラジンで観ると痩せたな…って思うんだけどスキンブルだと相変わらずわりとムチムチしている。
周りが…細すぎるせいかな…そうだと信じよう…
◎きたむスキンボちゃん、その他
・「ゴミも落ちてないよ」ゴミを蹴ったあとに舌ペロッ
か わ い い
あんなん…反則ではないだろうか…
・雌猫握手でグッと大人になる瞬間がたまらない
子供っぽい北村スキンボだけど、ランペやバブみたいな若い雌猫に見せるお兄ちゃんのような顔。
マチネでランペの頭をちょんちょんとつついたかと思えば、ソワレではバブの頭をポンポンと撫でる。すごく優しい顔をしていてほっこりする。
マチソワで違うことするのやめて…ごめんやめないで…
・このリアクション芸がすごい2017冬inオーサカ
今の雄猫たち、わりとかなり大人しめ、優等生だなと感じるわけなのだけどその中で一人だけ我が道を突き進むリアクション芸人、きたむスキンボちゃん。
バストファさんの物真似のバリエーションがとにかく鬼で、尻尾をスプーンに見立てて歩き方を真似したり、バストファさんの食べ方を真似てムシャムシャとがっついてみたり、ゴルフをするバストファさんの真似をして自分もゴルフに挑戦してみたり…(そして大体他の猫にたしなめられています。)
なお、永野ミストがいない今コリコに指図するのはきたむスキンボちゃんの役目である(そんなスキンブルは初めてみました)。
ごちそうを狙いに行く五所バブ様の尻尾を掴んで無情に引き摺り戻すのも、強い。
基本的に、強い。
・横暴すぎるクリュースキンボちゃん
船の下からマンカスの足を掴んで引きずりおろそうと必死になるきたむスキンボちゃんだけど、マンカス…足怪我してるんやで…
それはそれとして、殴られた新庄マンゴに手を合わせて合掌するのもいかがなものかと思います!死んでないよ!
北村スキンボちゃんがタントに起こされてもしばらく眠そうにしてるの大好きなんだけど、更に寝起き悪くなってて3回起こされてようやく目開けてた笑 寝ぼけてる顔がぱあっと明るくなってニコニコ笑顔でみんなに手振るの控えめに言って天使…
— こむぎこ (@11_14_29) 2017年12月2日
あとはこれ。
初見時からあの細かい演技すごいな…!?と言っていたのだけど更に盛りだくさんになってしまった。私が好きな仕草をいつも更に私好みにしてくれるんだよね北村さん…
◎雄猫について
・荒木ランパス
デビューからかなり経っているはずだが機会を逃していて初見でした。
あまり着目はできなかったけど、ランボンダンスのお誘いが斬新すぎるのと(拳を突き出してたような…)、サイアミのときにビビりすぎてつくしディミに顔面パンチされていたため、私の中で完全にヘタレ疑惑がある。
マキャファイで見る限りだと、喧嘩猫の本分である強さは控えめかなという気が(北デビュー以降のランパスだと松出ランパスが圧倒的に強い)。
・べっちタガー
一時期やたらはっちゃけたべっちタガーだったけど大阪では幾分落ち着いた、気がする。
(別に落ち着かなくてもいいけど)
タガーベッドは控えめだけれどお達しでもあるのだろうか?せっかくの五所バブ様との組み合わせなのにね。
ミストナンバーでの、ミストに対する友情と信頼がすごく伝わるなと思った。ミストのマジックが成功すると自分のことのように喜ぶんだよなあ。一緒にダンスしたあとにマンカスに見せるガッツポーズがかわいい。
・山科コリコ
大好き。
入江コリコや一色コリコが好きな人は好きだと思う(という主観です)。
普段はクールなのだけど、時折見せる笑顔がすごくかわいい。特にカッサとのペアダンスの前にカッサに向ける笑顔が素晴らしい。
バブに遊びを迫られてもスルーを決め込むことがあるのも個人的には嬉しい。コリコはバブに対して素っ気ないほうが好き。
えっバブを苛め抜く横リコの話した?(私が一番好きなコリコは横リコです)
◎雌猫について
・ゆきちゃんランペ
観るたびにかわいさが増す脅威のゆきちゃんランペ、強さも増し増しになっていて肥田ギルのことを持っていた袋でボコボコにしていた。
肥田ギルよ永遠に…
やっぱりゆきちゃんランペの「運も強い!」が世界一好きである。
・五所バブ
2年半ぶりの五所バブ様でした。
タガーナンバーでリンゴを齧って遊んでいたのが最高にかわいかった。
バブのピュアな部分も純粋であるがゆえの物怖じしなさも、そしてもちろんかわいさも全て持ち合わせた大好きなバブちゃんなのだけど、もう観られないかなあと思っていたので嬉しかった。東京でもやってね。
◎握手について
今日子ちゃんタント、つくしディミ、ソンジェデュト様、べっちタガー
ソンジェデュト様と握手、何度もさせていただいているのだけど大口カッサと並ぶマイベスト握手です。本当に優しい。
スキンブル握手は…どこだかもよくわからない…1階に戻ってきて…
◎猫について思うこと
唐突に真面目な話をする。
キャッツは好きだし、いつ見ても楽しいことに変わりはないのだけど、演出変更が重なるうちに私が好きだったころの猫ではないんだなと実感する。
別にそれが悪いわけでも批判するつもりもなくて、今の演出で初めて観た人にとってはもちろん現在のキャッツが全てなのだ。白タガーをよく知っている人からすれば、今のタガーはタガーなんかじゃないと思うかもしれない。
思い入れというのは厄介なもので、入れ込めば入れ込むほど自分の理想と現実が離れていく瞬間の喪失感は計り知れない。だけど喪失感に囚われていても残るのは虚しさだけである。だから自分の理想の姿を思い出として大切にしていけたら、それはすごく幸せなことなのかもしれない。なかなかその境地に至るのが難しいことも理解しているけど。
北村スキンブルを拝見できるのはすごく嬉しいんだけど、つい演出変更前の猫で観られたらななんて思ってしまうんだよね。でも舞台ってナマモノで、日々、月々、年々と変わっていくものなのだと最近実感することが多い。思い出は思い出として、今の猫の良さも認められたらいいよね。
まとめ
よしときマンゴが観たいです(唐突)
あとスキンブルリフトは3人体制にするか、やり方変えた方がいいのでは…。