ひたすら島村アラジンについて語り倒してみる(後編)
アグラバー界隈では1年半ぶりの三男アルちゃん登場で賑わっておりますが、オリキャス教信者としてひたすらオリキャスアラジン様について語ります。後編は二幕から。
◎プリンスアリー
これ推しアルちゃんのときも言ったんだけどアリー王子はパレードでもっと早く登場して????真ん中でアリー王子がひたすら愛想を振りまいてその周りでみんな踊ろう?
そうなったらアルちゃんしか見なくなるね…やっぱ今のままでいいです
島村アラジンはマントさばきがものすごくロイヤルで、2階から観るとよく映える。
その颯爽としたマントさばき、今までのアラジンの人生においてどこで習得したというのだろうか。
パレードスタンバイ中に必死で練習したのかもしれない。そう考えるとめちゃめちゃアラジンってかわいくないですか???(なんでもかわいい)
ジャスミンに拒絶されると慌ててカシームにしがみつく。カシーム大好きっ子アラジン。
そしてBOKと相談したあとにジャスミンの方を再度見てからまたカシームにしがみつく。カシームとは対等な立場に見える島村アラジンだけど甘えるときは甘える。
「こんな茶番劇~」に対しては「茶番!?」とオフマイクでキレ気味。
「もういいよ!」あたりからの演技は現在の島村アラジンのキャラクターが一番顕著になるところだと思う。
というのも、周りが見えなくなるくらい激昂していて彼の中の「焦り」の感情が本当に顕著になるんだよね。見かけを変えて名前を変えても、中身まで変えることはできない。賢いアラジンならそんなことくらい本当はわかるはずだけど、今の彼は崖っぷちに立たされているという気持ちがあって正しいことの判別ができなくなっている状態。そんなアラジンを見たくなくてカシームは怒ったんだよね。
西尾さんがインタビューで「アラジンはこんなことをするやつじゃないと思っていたから怒った」とおっしゃっていたことを思い出すと、焦りのあまり周りが見えなくなる島村アラジンにカシームが怒る理由がすごく納得ができる。
ジーニーを呼んだあとはナチュラルにジーニーの腕を掴んで揺さぶり甘えてくるところとか、島村アラジンはタラシ系と愛され系の要素をどちらも兼ね備えているアラジンだな~。
◎ホールニューワールド
前回の切羽詰まったニュアンスさえ感じられた「僕を信じて」とは一転、力強さも優しさもある「僕を信じて」。生き急いでいる感のある島村アラジンの一途な気持ちがこのときだけは時間を止めてくれるような感覚になっていつまでもこの時が続けばいいのにと願う。
ホルニューでわりとコミカルみを出すようになった最近の島村アラジン。
初期のころやっていたターバンを外したあとにジャスミンにどこかで会ったことがあるかどうか聞かれて、ターバンを外したせいだ!とターバンを見てやっちまった顔をするリアクションが復活。
正体バレでは慌てすぎて右手をバタバタ。
そしてやっぱり笑いを取るのが上手い。間が完璧。
衛兵に捕まりながら「彼女は僕と結婚する、って」の言うときだけデレデレするの死ぬほどかわいいので必見だからね、ここテストに出ます
◎一人じゃないさ
♪「も」ちつもたれつ「な」のさ
最近わりと最初の「も」にもアクセント入るね?
サムバディのコブシの入れ方は島村さんが一番好きだな…CDで聴ける喜び…
ジーニーソロダンスへの反応は「はい(無表情)」またはスルー。
ある意味「地味!」と大袈裟に反応してくれる厂ちゃんアラジンよりもドSなのではないだろうかと最近思い始めた。
ジーニーちゃん、落ち込まないでね…
◎POYBリプライズ
「君を手放せない」
たっきージーニー:ジーニーの腕を掴む、または胸に手を当てて懇願するように言う。
阿久津ジーニー:少し距離を置いて絞り出すように言う。
エッモーーーーーーい!(2回目)
道口ジーニーはどうだっただろうか。
(道口ジーニーには各ジーニーへの対応力が神懸っている島村アラジンが一番合うと思います)(最後に観たとき号泣した思い出)
「ああ、わかるさ。君は皆に嘘をついてきたんだものな」で島村アラジンはハッと息を呑む。暴走して見えなくなっていたものをジーニーが思い出させてくれたかのように。北村アラジンの場合はあのシーンで初めて気付かされたような感覚だけど、島村アラジンの場合は本当になりたかった自分を見失っていて改めてジーニーのおかげで気付かされた…そんなイメージかな…。
◎結婚式~フィナーレ
「まあね!」の言い方があまりにも自信満々でかっこいいという話はしたのだけど、島村アラジンはもう正体がバレてジャスミンと向き合った直後から完全に吹っ切れて、本来のアラジンのポテンシャルが一気に噴出したように思える。
島村アラジンはアラジンの中ではわりと受動的で自虐的な性格だなと思っているので、仲間たちやジーニーに助けられて生きていることをきちんと自覚している(だからすごく友達想いに見えるよね)。
ちなみにジーニーの「僕を信じて」に対する胸コツンはなくなってしまった…あれ大好きだったんだけどなあ~!それ以外が素晴らしすぎて気にならないけど。
「愛してるわ、アラジン」→ジーニーを見てから「アルって呼んで」
エッッッモーーーーーーい!(3回目)
ジーニーにつけてもらった「アル」という愛称がアラジンにとってはいつしか特別な呼び名になっていた。アラジンでも、アリーでもなく、約束を守ってジーニーを自由にしたのはジーニーがアルと呼んだ青年だった。そんな自分をこれからジャスミンに見てもらいたいし知ってもらいたい。ジャスミンへの愛と同時にジーニーへの想いも溢れ出す瞬間。
島村アラジンは、ジーニーからもらったものをこれからジャスミンと一緒に過ごす人生の中で大切に育んでいくんだろうなって思えるんだよね。だから、ジーニーに会えなくなったとしてもアラジンとジャスミンの心の中にジーニーはずっと居続けるんだと思う。
自分で書いてて泣けてきました(チョロい)
ところで先日フィナーレでアラジャスが絨毯に乗って旅立つときにみんなに手を振っていた島村アラジンが阿久津ジーニーと目が合った瞬間に手を振るのを止めて泣きそうな顔で微笑んだっていう話はしましたっけ????
阿久津ジーニー、最後は手を振るのをやめてアラジンを見上げるだけになるから…それに呼応するような演技をしてくれてアラジンとジーニーの絆が胸に迫るように押し寄せて、控えめに言って号泣案件である。
◎まとめ
大好き…
こんなに島村アラジンを好きになった明確なきっかけってなんだろうな~と考えるんだけど、一見底抜けの明るさがあって単純に見えるけど、何度も観てようやく彼の中に潜む負の部分が理解できるようになってきて魅了されたのかな。沼of沼である。
ひたすら語ってみたものの…
オリキャスの人、やってることがわりと毎回違うので見るたびに新しい発見や感動があります。
アラジンって…いいよね…