Comment lui dire

アラビアンコースト

キャッツ日本公演通算1万回によせて(マイベストキャスト雄猫編)

キャッツが今日で10000回を迎えたそうです。10000回だよ!すごいね!ジーニーもびっくり!(突然の魔人)


永遠のロングランなんてないんだから、、そんな台詞がコーラスラインに出てきます。きっとキャッツもいつか遠い未来に忘れ去られる日が来るかもしれません。だけどこれほどファンから愛されているキャッツという物語、ミュージカルという文化が続く限りは永遠に上演され続けてほしいと願って止みません。



え、チケットですか?今は仕事の昼休み中にこれを書いてるんだ、察してくれ。
ちなみにこれは負け惜しみなのですが平日マチネとか休むの大変だからむしろ外れてくれた方がありがたいし…



私が初めてキャッツを観てからまだ9年くらいしか経っていませんが、それ以前から上演されてきた歴史が積み重なって今私たちが観ているキャッツがあるのだと思っています。だから観ていない昔のキャッツも含めて私はこの作品を愛している!って言いたいな。


思えばキャッツと一緒に色々なところに行きました。
福岡も静岡も仙台も、遠征で初めて訪れた。観光もたくさんしたし。マチネ前に城巡りとかしたし。札幌なんて毎月行ったし。キャッツのおかげで素晴らしい土地に巡り合えたんだよね。楽しかった。微力ながら経済も回した!(自分で功績を増やしていくスタイル)


キャッツを人間賛歌の物語として受け止めるには私自身の人生経験は浅すぎるのだけど、メモリーを聴いてそこから受け取ることができる感情は人並みにはあります。
ジェリクルキャッツのような誇り高い生き方ができなくても、グリザベラほど人生に絶望していなくても、キャッツに登場する猫たちの生き様からほんの少しでも感じるものがあれば、キャッツというミュージカルは何倍にも楽しくなると思う。


あらためて、10000回おめでとうございました。
これからもこの素晴らしいミュージカルが末永く上演されますように。


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ありしひのおもいで。




ところで10000回を記念して、マイベストキャスト(雄猫編)書きます(唐突!)





◎萩原マンカス


THE・マンカス。


一番リーダー猫らしいリーダー猫について、おそらく人によって定義は違うと思うけれど私にとっては萩マンだった。
萩マンって殆ど客席を観なくて、人間の世界を物色する他の猫たちとは違って距離を置こうとしているのがすごくリーダーらしい気負いに感じて好きだった。(最近は随分と気さくになったよね!)
私の中で萩マン=マンカストラップになってしまっていて、他のマンカスを観ると違和感が凄い時期があった。それくらい一時期連投されていたので(マンカスが本当に足りてない時期で武藤さんのことがあったので心配だった)。


今では結構マンカスも潤沢になって本当によかったと思います。
でもまだまだマンカス、やってね。
あとジーニーもやってね。(どさくさ)



◎べっちタガー

タガーにはとことん面白くあってほしいと思っている私だけど、べっちタガーに限っては面白みがないなんて言われても大好きだった。ていうかめちゃくちゃかっこよかった。雨樋から一瞬たりとも目が離せないタガーナンバーであんなにタガーを観ちゃうのはべっちタガーのときだけだった。確かに真面目なタガーだったとは思う。



え????真面目????
スキンブルナンバーでスキンブルと並走してくるタガーが????


きおくがこんらんしている!


べっちタガーが真面目かどうかはさておいて、仲間内での自分の立ち位置みたいなものが明確にわかるところが好きだった。タガーはいつもふざけていて猫らしくなくて他の猫たちとは一線を画す存在だけど、本当は誰よりも仲間想いでみんなをよく見ている。ミストがデュト様を探せる存在だということに気付いて、彼を後押ししてくれるやさしさをひしひしと感じるタガーでした。ミストナンバー観てるとよくわかるんだけどミストによって全然演技変えてくるんですよね。





◎岩崎ミスト

私のファーストミストは岩崎ミストで、ミストを好きになったきっかけも岩崎ミストだった。スタンダードなミストフェリーズらしさからはちょっと外れるタイプで、たとえば松島ミストが持っているようなカリスマ的な力の持ち主ではないのだけどむしろそこが好きだった。
クールな見た目に反して弄られキャラなところも大好きだったな(主に虐めていたのは萩○ンと横○コである)。
何より笑った顔がかわいくて大好きでした!


あとですね、横浜時代は客席がガラガラだったので後方ミスト握手席エリアは最後列B席しか埋まってないなんてことがザラで、私はよくセンター最後列のミストファースト握手席に座っていたのだけど、岩崎ミストがこちらをめがけて手を伸ばしながら走ってきてくれる瞬間がたまらなかったですね。あの席に座ればみんなミスト夢女子!




◎よしときマンゴ

偶然にもよしときマンゴとゆきちゃんランペのデビューを拝見したあの日のマンペルナンバー、それはもうグダグダだったのだ。後にも先にもランペを背中から落としたマンゴを見たのはこの時だけである。
ところで、マンゴデビューからしばらく経った後にジョン万のお見送りでよしときくんと握手する機会があったので、「マンゴデビュー観ました」ってつい添えてしまったんだけど、そうしたら「見たんですか!僕あのとき(ランペ)落としちゃって…」って照れながら言ってくれたのが忘れられない。きっとご本人も緊張して気にされてたんだろうな。


お世辞にも完璧だったとは言えないデビューで、初期のころはヘタレでランペの尻に完全に敷かれているようなキャラクターのよしときマンゴだったのに、2年後には誰よりも頼れる兄貴分マンゴになるなんて想像がついただろうか。もちろん最初から完璧な出来であることに越したことはないのかもしれないけれど、登板を重ねて役を深めていく姿を観られるのって舞台の楽しさの1つだと思う。私はよしときマンゴのマキャファイの演技がとても好きで、ランペをボンバルリーナに託したあとに振り返ったとき表情だけでマンゴのランペを想う気持ちと覚悟が全てが伝わってきた。ランペだけじゃなくてどの猫に対しても面倒見が良い優しいお兄ちゃんで、理想のマンゴでした。


◎北村スキンブル
私のスキンブル御三家は涼太達郎北村(敬称略)で3人のうち1人を選ぶなんてできないくらい全員大好きなのだけど、ここは将来の登板可能性への希望も込めて推しのキラキラスキンブルをチョイスします。させてくれ。

【きたむスキンボちゃんのここがスゴイ!①】
自ナンバー以外だと目が死んでいることが多い。

休日のアイドルか!
マジでギャグマンガ日和のOPに出てきそうなくらい死んでるよ。


【きたむスキンボちゃんのここがスゴイ!②】
それなのに自ナンバーになると急にキラキラ輝き始める。


オンオフの切り替えが凄まじいトップアイドルか!
マジジャニーズアイドルだよ。あと精神年齢は5歳くらいです。


【きたむスキンボちゃんのここがスゴイ!③】
押しが強い。

バブの尻尾を掴んで引き摺り戻すのはやめなさいって母さん言ったでしょ、、、(BGM:自慢の息子)


◎永野ランパス

ランパスキャットは喧嘩猫である。
ランパスキャットはジェリクルキャッツのナンバー2である。


ランパスという猫の魅力に気付かせてくれた永野ランパス。
ダンスを観る目が全くない私でも目を引くほどしなやかで綺麗な踊りとシャイでマイペースなように見えて豪胆で男らしいキャラクターがまさにランパスキャットそのものだと思っていた。

永野さんの演技がとても好きだった。だからまだまだミュージカルをやっていてほしかった。永野グレートランパスキャットが観られなかったのは本当に心残りです。
だけど永野ランパスは永遠にわたしのナンバー1ランパスであることに変わりはない。美しく去った過ぎし公演を思いながら。


◎横井コリコ


とても やんちゃな せいねんねこ。
バブを いじめて あそぶことが おおいが
ながいものには まかれるタイプ だぞ。



◎橋元デュトロノミー
すごくどうでもいい話するけど、達ンボデビュー日にソングでデュト様とスキンブルが並んだ瞬間にデュト様の方が細くてビビった記憶(すごくどうでもいい!)


ソンジェデュト様の生きてきた長さを感じさせる優しい眼差しと生きてきた長さを感じさせない愛嬌のある表情にいつもぬくもりを感じて、誰からも愛される長老なんだろうなと思います。あとね、私ソンジェデュト様と握手するのが大好きなんだ。めっちゃ優しいから!!!!!なんか悩みとか吹っ飛ぶからオススメ!!!!




◎リュージカーバ

後にも先にもこんなパーフェクトな紳士カーバいる???

ぶっちゃけ私どのカーバも大好きで選び難いんだけれど、紳士猫らしさを求めたときにやっぱり思い浮かぶのはリュージカーバかなって。
クールで大人で所作が美しくて優しくてスキンブルの面倒見てくれて最高のカーバです(最後おかしい)。



◎新庄ギルバート

正直言うと、雄猫の中で一番興味が薄いのがギルバートなのでそこまでのこだわりはない。
ただ私は新庄ギル隊長のグリドルと裏で内通しているような剣呑たる雰囲気がすごく好きである。わりと普段の新庄ギルは優しくておっとりした表情を見せてくれることが多いけど、隊長になると雰囲気ががらっと変わる。
コケティッシュな顔立ちにオリエンタルなサイアミーズの衣装がよく似合って最高にカッコイイ。


でもね、コリコの方が好きだよ!(横リコとどちらにするか迷いました)



◎グヨルマキャ


記憶の中のグヨルマキャはヤクマンで誰よりも情けない顔をして逃げ惑う。
ミストナンバーリプライズで誰よりも大口を開けてミストを称えている。


マキャヴィティって二重人格なのかな???
黄マキャ姿が情けなくて面白いほど、犯罪王としての本領が発揮できるというもの。
タガーも好きだけど、マキャもまた見たいなあ。




◎岩崎タンブルブルータス

まさかの二回目選出。



岩崎タンブルの何が好きかって、あんなにミステリアスな出で立ちなのにカッサやバブの前ではデレデレお兄ちゃんになるとこです。以上。







よしときマンゴあたりで力尽きたわ…(早)
あとガスがどうしても選べないので考え中。