Comment lui dire

アラビアンコースト

マイベストアルジニ、北村アラジン×阿久津ジーニーが帰ってきたので アラジン 2019/3/9M、3/10M

猫の新演出版CDで心が打ち砕かれたオタクの心の拠り所はアグラバーしかありません。私は舞台の刹那性を大切にしたいからCDやDVDには頼らないんだ…


泣いてないよ?(涙拭きながら)

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というわけで私は今日も足繁くアグラバーに帰るのですが、というかちょっと帰りすぎました。




それで久しぶりの阿久津ジーニーでしたがフリーダムすぎて、ああこれこそ阿久津ジーニーよね!!!って嬉しくなってしまった。自由に憧れるあまり言動までも自由になってしまったようなジーニー。
スタンダードなジーニー像からはかけ離れているけれど、ジーニーらしさってそもそも何かな?必ずしもオリジナルのアニメジーニーを踏襲する必要もないと思う。阿久津さんが考える自由なジーニー像があって、それは一風風変わりだけど、私は大好きです。でもアニメっぽい仕草とかもすごくあるんだよ!



◎アルジニ、ダンスコンテストで喋りすぎて何を言っているんだかよくわからない問題

それはともかくとして、「僕踊れない」(基本)からのジーニーに魔法をかけられて踊れるようになる一連のジェスチャーが最高に好きである。他のアルジニでも似たようなことはやっているけど北村アラジン×阿久津ジーニーが一番わかりやすいと思うんですよね。

あと、きたむアラジンくんをあんなに高く持ち上げられるのは阿久津さんくらいじゃないですかね…正味な話…
スキンブルリフトでいつも落とされそうでやばかった話はうわやめ何する




◎完全にアルちゃんを落としにかかる阿久津ジーニーの話(笑わせてくる的な意味で)


北村アラジン「この洞窟から抜け出すなんてのはやっぱり無理、なんだなあ…ははっ…ハァ…」

最後のハァ…が以前と比べて更にガチになった。なんていうか、心底使えねえな…みたいな雰囲気が漂っている。まあこれはどのアラジンもそうだけどジーニーを騙すことに何の罪悪感も感じてないよね。お前ついこの間もう嘘はつかないって誓わなかった???そういうとこだぞ。


そんなズル賢いアラジンに対する阿久津ジーニーの対応
その1 腰に手を当てて考え込むアラジンの腕と腰の間から両手をガッと差し込んでくる

その2 差し込んできた手でお腹触ってくる


その3 むしろアラジンのお腹揉んでくる


その4 腕組んじゃう


その5 ベストぱたぱたさせてくる

自由すぎるわ!!!!かつてタガーベッドで床に手を付けて「ばっちい!」てなってその手を新庄ギルの体で2回も拭いてきたタガー並に自由すぎるわ!!!!(中の人、同じです)さすがの北村アラジンも最初はビビってた笑。


今ですか?ジーニーが腕組みやすいように最初から腰と腕の間の空間広めにしてくれてるから笑う。




◎マント捌きで調子に乗りすぎてキメポーズするときにマントが頭から被さって慌てるプリンスアリー(精神年齢:5さい)

いやほんと、王子様の格好したら気が大きくなってやらかしちゃうアラジンの調子よさが良く出てるよね。

私が北村アラジンを好きな理由の一つとして、すぐに調子に乗ってしまうところがある。調子に乗りやすい分失敗することも多そうだけど、基本的に前向きで自信家なのでへこたれることはあまりない。そんな彼が「嘘つきの調子者」としての自分を変えるべく一歩を踏み出すことはすごく大変なことだと思うんだよね。


っていう話は置いておいて、そんなお調子者の権化なきたむアラジンくんは王子様の恰好をしてテンションが雲を突き抜けて宇宙へ行ってしまっているためプリアリラストのドヤっぷりが半端ない。マント捌きもエライ調子に乗っているのでいつか足元を掬われるだろうなという予感をひしひしと感じさせてくれる。いつかっていうか、すぐに掬われるんだけどな!






◎このサムバディがヤバイ2019春inアグラバー

なぜか北村アラジン相手にいつも以上の怒涛のアドリブをかましてくる我らが阿久津ジーニーであるが、記憶の中のおもしろサムバディを遥かに超える怒涛のアドリブが繰り広げられる様を我々は目にすることになる。

27S
アラジン「ジーニー見てて!」
ジーニー「わー10点!10点!」
アラジン「次はジーニー!」
ジーニー「何点!?」
アラジン「……1てん」


5S
アラジン「ジーニー見てて!」
ジーニー「わー!見たことない!」
アラジン「次はジーニー!」
ジーニー「これは?」
アラジン「見たことある~…」


9M
アラジン「ジーニー見てて!」
ジーニー「早くて見えなーーい!」
アラジン「次はジーニー!」
ジーニー「どうですか?」
アラジン「おっそ!!!!」



泣きの沸点が異様に低いオタクこと私、笑いの沸点はかなり高い方なのだけど北村アラジンの「見たことある~…」「おっそ!!!!」の言い方が絶妙過ぎて思わず声に出して笑っちゃったじゃん!笑 
思えばデビュー日にジーニーちゃんのソロダンスに「カッコイイ!」と言ってくれていたころのピュアな青年はどこへ行ったのかと思うほどドSになりました。




◎阿久津ジーニーが自由すぎて翻弄される北村アラジン(2/26S)

常にあの怒涛な鬼アドリブに神対応してくれる推しアルちゃんなのだけど

北村アラジン「だから君を…」

北村アラジンが振り向いたらクネクネしている阿久津ジーニー

北村アラジン「てばなっ…手放せない!」


登板初日の話でした。
しかしその後も阿久津ジーニーは毎回ジェスチャーを変えてくるし合いの手を入れてきたり(「だから君を…」「はい!」「手放せない」とか)するので、間を考えながら対応してくれる北村アラジンは流石である。


◎結婚式~フィナーレのアルジニ

ジャファーがジャスミンの顎を掴んだときも微動だにしない阿久津ジーニーだけど、アラジンが転ばされたときはすごく動揺していたんだよね今までは。それが今回あたりから一瞬ハッとするものの堪えるように動かなくなって、アラジンのターバンが取られた瞬間に目を瞑って「もう見たくない」というような顔をする。単純に動揺するよりもショックを受けているように思えてならない。裏切られてもなおアラジンに幸せになってほしいという気持ちが残っていたんだろうなと思う。
北村アラジンの方は殆ど演技は変わっていないんだけど、「でも、寂しくなるよ」の言い方が前にも増して哀しいニュアンスになったなと思いました。北村アラジンの涙交じりのあの台詞を聞くたびに、アラジンはジーニーを自由にしたことでジャスミンジーニーという大切な二人を失うことになってしまったんだなと実感するのだ。

「誰が何と言おうと君は僕の素敵な王子様だよ」の後に阿久津ジーニーが泣き笑いの北村アラジンに優しく微笑むのを見てたらやっぱり大人なジーニーだなあと。あのハグ後の間が前よりも長くなった気がする。
(と思ったんだけどサルタンの中の人によることに気付いた。増田サルタンは他のサルタンより間を長くとってくれるので…)


◎カテコが仲良しすぎるよ2019アグラバー
阿久津ジーニー、指で双眼鏡の形を作って客席をガン見してからの舞台センター後方からはけようとするアラジャスを双眼鏡でガン見


きたむアラジンくん、ジーニーにピースする。(なぜかちょっとドヤってる)


やっぱりハッピーエンドじゃなきゃね!(完)