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Comment lui dire

フランスなんて行きたくない

ノートルダムの鐘 2017/1/4S

 

除夜の鐘を撞くことはできなかったので、新年をノートルダムでお祝いしてきました。

今更にも程があるが、全編ネタバレでお送りしている。
あと折角はてブロ使い始めたので頑張って注釈とかつけようとしたけど上手く使えなくて諦めた(早い)。

 

カジモド…海宝直人

フロロー…芝清道

エスメラルダ…宮田愛

フィーバス…佐久間仁

クロパン…阿部よしつぐ

 

前回フロローは何度か「世界は残酷」というフレーズを使うなどとのたまったが、2回しか言っていなかった。ごめんなさい。
でもその代わりカジモドも言うのでまあ実質フロローが言っているようなものだよね(震え声)。
今回の観劇で野中フロロー以外は全員拝見することができたわけだが、野中フロローにはいつお会いできるのだろうか。今野中さんを思い出そうとするとヤクザしか出てこない。ヤクザと言えば野中さん。野中さんと言えばヤクザ。


◎愛エスメラルダ
大好きです(告白)。

愛ちゃん、ベルもポリーもタントも観てきて全部悪くはないけれど好き!というわけでもなく、一番好きなのはアラジンの侍女枠だった。あの枠は愛ちゃんが最高。
侍女も素晴らしいけど、エスメラルダもすごくよかった。エキゾチックな女性が似合うのかもしれない。
美南エスメラルダが逞しさと神秘的な魅力を兼ね備えた自由としての象徴的な存在であったのに対し、愛エスメラルダは凛々しく妖艶、そして女性としての魅力を最大限に発揮している。だけど、カジモドに対するスタンスは最初から最後まで『友達』だったように思う。だけどただの友達ではなくて、カジモドの孤独、自由への憧れ、本当はもう子供じゃないということ、全てを理解して共感してあげることができる友達。
エスメラルダがフロローに「どうしてあたしなの?」と聞く場面、愛エスメラルダだとしっくり来た。恐怖に震える声と絶望に支配された表情が、エスメラルダもただの人間で、そしてただの女であるということを思い起こさせてくれて。
海宝カジモドはどちらのエスメラルダも合うのだけれど、もし幸せになれるであろう結末を選び取れていたら愛エスメラルダとはとても良い友達になれていたと思う。だから本当にこの組み合わせは辛い。


◎佐久間フィーバス
カッコイイ。

 

超カッコイイ。

 

めちゃくちゃカッコイイ。

 

カッコイイの三段活用でお送りしたが、素直にかっこいいフィーバスである。
登場時の気怠げで享楽的な雰囲気とか。
戦場で負ったトラウマをわりと隠していない感じがするし、人生に対する諦めのようなものも感じられる。
そんな佐久間フィーバス、フロローに宿屋に火を放つよう命じられ、ゴッドヘルプに乗せて葛藤を歌うシーンが私は一番好きだ。
諦めさえ感じていた、命令を忠実にこなすだけの無気力な人生。そこから解放してくれる自由のために、そして本来自分が救いたかった弱い人たちのために、かつては持っていただろう熱い心がはっきりと蘇ってくる。そんな内面の解放を感じるシーンである。ユダの裏切りのところの佐久間シモンを思い出すのだがそこは語ると長くなるのでJCS再演の際にでも。再演まだですか?(5日ぶり2回目)
わりと全編において熱血さに溢れる清水フィーバスと比べるととことん対照的だなと思う。

あとは愛エスメラルダとの身長差、最高。
サムデイを見ているとエスメラルダを支えて、受け入れていきたいという気持ちが強いように感じたなあ。エスメラルダの価値観を引き継ぐ存在として、ちゃんと生きて、周りの世界から変えていってくれることを望まずにはいられない。


◎海宝カジモドの『世界の頂上で』について
今回、Top of the worldがものすごく泣けて泣けて仕方なかった。
海宝カジモドはこのナンバーが「陽射しの中へ」と併せて特に大好き。何せキラキラしている。夢見る瞳に希望が自然とわく。
内向的で臆病で、それでも外の世界で普通の暮らしをしてみたいという気持ちを持ち続けた彼がやっとの思いで足を踏み出した世界はフロローが言うようにとても残酷だった。
だけど彼はその残酷な世界の中でそれ以上に素晴らしいエスメラルダという存在に出会えた。しかも彼女が自分から会いに来てくれたなんて。
とても嬉しいし、彼女と話したいし、触れ合いたい。だけど怖い。恥ずかしい。そんな様々な感情が溢れてくるナンバーなのだ。複雑に変化する内面の表現が海宝氏はとにかく素晴らしい。恐れと恥じらいが喜び一杯の表情に変わっていく様がいじらしくて、素直に応援したくなってしまう。ガーゴイルたちに後押しされ、精一杯の勇気でエスメラルダの名前を呼ぶカジモドの愛らしさ。海宝カジモドにとっての初めての心からの喜びの表現だったのだと思うと涙が溢れてくる。
海宝カジモドは希望に溢れるナンバーが本当に素晴らしいため、「幸せになってほしい」という気持ちが最後まで持続する。アニメと同じ結末を待ち望んでしまう。
達郎カジモドは『なるべくしてなった』結末だと思っているが、海宝カジモドは『選択次第では回避できた』結末だと思えるのだ。だからこそ、後味の悪さは断然海宝カジモドだと私は考えている。そこのところ、どうでしょうか。


◎アンサンブルについて
今回の中橋5枠でようやくアンサンブル全員拝見した、はず。
鐘のアンサンブルは総じて美味しい。ジェアン枠、フロリカ枠、フレデリック枠、聖アフロ枠、神父枠、王様枠…色々あるね!
聖アフロ枠が時折着ている貴族っぽい衣装、中橋さん似合わな過ぎて逆に似合う。
高枡さんは鼻持ちならない感がすごく似合っていた。
ジェアンについては、美少年じゃなくて、せめて美青年設定にしようよ!?それかハンサムとか!原作も美少年設定なのだろうか?
宇龍ジェアンは普通にカッコイイと思うのだが、やはりどう見ても美少年ではない(サトケイさんがかっこよくないわけじゃないよ!)。


フロローとクロパンについてはまた次回!
あと海宝カジモドのかわいいところを語る会も今後のために取っておきます。