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Comment lui dire

フランスなんて行きたくない

ロミオ&ジュリエット 2017/1/29M @赤坂ACTシアター

ミュオタあるある(?)『シアターを間違える』を初めてやらかし、オーブに行ってしまった私ですこんばんは。

よかったー!

 

渋谷と赤坂が近くてよかったー!

 

日生だったら死んでたー!

 

 

というわけで今季初ロミジュリ、そしてたぶん最後のロミジュリ。

 

ロミオ…古川雄大

ジュリエット…木下晴香

ベンヴォーリオ…馬場徹

マーキューシオ…小野賢章

ティボルト…広瀬友祐

死…宮尾俊太郎

 

【適当なあらすじ】

荒廃した近未来のヴェローナで若者たちが抗争する。

 


衣装が発表されたときから危惧していたのだが、ウェストサイド物語を飛び越してもはや近未来になってしまったイタリアの古都ヴェローナ
やけに荒廃しているヴェローナ

たぶんあの街の名前は『ネオ・ヴェローナとかだと思う。
文明が発達している世界なのに保安組織が存在せずに大公様の一存で刑罰が決せられるのだから、やはり現代というよりは近未来なのかもしれない。
見事に流行りを取り入れて、若者たちはグループLINE的なもので連絡を取り合ったりしている。「既読スルー」という台詞はなかなか痛々しいものがある。
そして何よりも、「死」の出番が少なくなったのも痛い。動きも少ないし存在感が半減してしまったように感じる。これから起きる不吉な未来を予見させてくれる、強烈な佇まいを感じられないだけでこの物語の魅力がこんなにも半減してしまうんだな。
マントヴァはあれですね、ゾゾ*1みたいですね。

楽曲はいつ聴いても本当に素晴らしい。
フィナーレの♪ロミオと~ジュリエット~のところで大体不覚にもいつも涙する。
世界の王、不安だったけれど良かった!!!
旧演出でベンヴォーリオがセンターになる群舞はなくなったのだけど、一番のセンターはベンちゃんだった…
私はベンちゃんのためにロミジュリ見に行ってるようなところがあるのでそれだけでわりと満足である(不健全な観劇態度)。

 

モンタギュっ子贔屓なので、3人の感想だけ。


◎古川ロミオ
荒廃したヴェローナの中でキラキラと輝きを放つ唯一無二の王子様―――

かと思いきや、あまりの貫禄と生命力にジュリエットと余裕で駆け落ちして両親とジュリエットの両親をなぎ倒すくらいの力があるのではと思わせるゆんロミ。
ていうかあの、あの髪型は何ですか。その…ヴォルフガングとかやったら…?

かなり大人っぽいロミオになったなあという印象。前回1回しか観てないのであまり覚えてないのだけど。
しかしロミオはしっかりしているほどに、怒りに我を忘れティボルトを刺してしまう姿が痛々しいし運命の女性に出会えたことを確信して彼女との愛を貫き通そうとする姿が苦しく感じるのでこれはこれでありだと思う。

 

◎馬場ベンヴォーリオ
衣装がヤバイ
ベンヴォーリオ、あんな衣装着ない。
そしてちょくちょくアンサンブルに交じって姿を見失うのはロミオやマキュと比べて髪型が普通だからだと思います。普通でいいけど。

ベンヴォーリオ派の私としては、馬場ベンちゃんすごく!好き!
東宝版RJが好きな理由の一つがベンヴォーリオの存在感なので、他の二人に負けないくらいこの物語にとって必要なキャラクターなんだと思わせてくれるような輝きがどうしてもほしいところで、その点において馬場ベンちゃんは「時には二人とバカもするし、時にはお兄ちゃんのように二人を見守る」優しすぎると言っても過言ではない、私が大好きなベンヴォーリオそのものであった。
そしてかなりのロミオモンペで、ティボルトを刺してしまい茫然自失とするロミオを優しく抱きしめ「大丈夫だから」と笑顔で諭す姿にロミオに対する無償の愛を感じてしまった。ベンヴォーリオってたぶん小さいころからずっとロミオやマキュを優先してふたりのためになることをしてきてて、「ふたりがいるからこその僕」という感覚が強かったと思う。そんな自分の命そのものとも言えるふたりを失ってしまった彼の心にぽっかりとあいた穴を考えると、ロミオとジュリエットの死によって無益な争いが終わったとしても、彼の心の傷を埋めることは一生できないのだろうと思えてあまりにもやるせない。

ちなみに馬場くんといえばわたしの中ではセンセイこと鳴上くんで、ヘルベルトは観ていないので、歌を聴くのは今回が初めてである。すごくよかった!色々なミュージカルにでてほしいな。

 


◎賢章先生マキュ
まさかの賢章先生のマーキューシオ、ということでまあ1回しか観に行かないならゆんロミ先生マキュはマストであった。
というかこんなに感情むき出し系のマキュだと思っていなかったので驚いている。
そ、そんなに大声出して大丈夫?そ、その…ほらあなた本業あるでしょ…みたいな無駄な心配をした。
ゆんロミ、馬場ベンちゃん共に穏やかな子なので、感情が洋服を着て歩いているような先生マキュとのバランスがとても良いモンタギュっ子であった。
決闘~死がすごく良くて、あれほどブレーキが効かなかったマキュが自分の死を受け入れてロミオの幸せを願う言葉を口にしたときの優しい眼差しに胸が痛くなる。

ベンちゃんのことは見てくれなかったけどな!(根に持つ)


ダンスですか?察してください。

 

 

 

*1:FF6に出てくる嘘つきだらけの町の名前