鐘の初イベント。
こんなに早くイベントを開催してくれるとは思っていなかったのでKAAT様様である。
ところで首都圏(全国公演除く)のイベントは何年ぶりだろう…。
◎リハ見について
MCよしつぐさん
指導は絢香ちゃん
(※ たまにメモ取ってたけど聞き逃し多数、あと会話はニュアンスです)
・トップオブザワールド前の場面転換「急ぐんだ」のシーン
・トップ、手すりのうえを歩くシーン
カジモドとガーゴイルとの連携確認。いつも思っていたけどあのシーンはカジモドは腰をかがめて手すりの上を歩かなければいけないのでしっかりと確認しておかないと怖いんだろうなあ。
達郎くんが高舛さんの手を取るところで一旦後ろに下がって~みたいなやりとりを。
・ラポンテ(酒場)のダンスシーン
美南ちゃんめちゃくちゃスタイルよい
・その他
入場中、よしつぐさんが最前に座っている方に「何時から並んでるの?10時?ちょっとしたキチガイですね!」
待っている間何してたの?ゲーム?おしゃべりしてたの?そんなに長く?僕もちょっと偵察に行ったんですよ、みたいな。
しかし10時はすごい(←行列に一切並べないオタク)
私は仕事抜け出してギリギリで行ったのでそれこそ最後列付近だったのだけど、KAATは後方でも大変見易くて素晴らしい箱です。
今日の参加者は321名だそうです(多!)
よしつぐさん「今日初めて見る人~!」
結構おる!
よしつぐさん「それ以外の人は2回以上来てるんですね。ありがとうございます。でもS席10800円じゃない?400円の牛丼が28杯食べられるよね。10回観てたら280杯も食べられるんですよ…。ありがとうございます」
牛丼280杯も食べないから…(震え声)
よしつぐさんは場面転換の待機中に色々話をしてくれて。
教会では舞台セットなんてもちろんないから、手すりとか人間とかを使って舞台を演出してますよね。人間を舞台上で強調できる。人間を押し出すというスコットさんの意図がある」
達郎くんはグレーのパーカーに黒のTシャツ、黒スウェットだったかな?
たぶんソンダンぶりだと思うんだけどものすごく痩せてかっこよくなったね。
待機中は手島さんとずっとわちゃわちゃしていた(かわいい)
手島さんのTシャツに書いてあった文字「ただ今練習中 頑張ってます」
そうだね!
◎リハ見トーク
引続きMCよしつぐさん。
メンバーが達郎氏、芝さん、美南ちゃん、清水さん、賀山さん、原田さん。
プリンシパル全員っていう!豪華!
お客さんから集めた質問を一人ずつ引いていって答えるという方式。
Q『ノートルダムの鐘は他の作品と比べてここが違う!というところはありますか?』
達郎くん「(悩んだ挙句)床が白黒!笑」
実際に慣れるまでが大変だったとか。こんなんでいいの?と達郎くん。
よしつぐさん「それに最初のころは床がツルツルで滑って大変だったよね」
白黒の話題から膨らむ床の話!(達郎談)
Q『ノートルダムの鐘の台本を読んだ第一印象は?』
美南ちゃん「台本がしっかりしているから、台本に忠実に、透明になってお届けできるように」
そこから話が広がり、
あんな看板作品の名前を忘れるのかよ、というツッコミが入る。
(ちなみに美南ちゃんはWSSのパーカー着てた笑)
ガチ美南担、阿部よしつぐ
芝さん「台本の前に原作読んだでしょ。原作がめちゃくちゃグロいんだよね!しかも最初の30ページくらい延々と建物の話が続いていつになったら物語が始まるんじゃい!笑 途中でここはいらないんじゃないかなと思ったり…笑」
ぶっちゃけすぎですよキヨミチ…
次の質問は原田さん(ポンコツなので中身忘れました)だったんだけど、字が小さかったのかな?で読めずに隣の芝さんに聞く。
芝さん「俺に聞かないで!!!!今日ほらこれ(メガネのジェスチャー)忘れちゃったから!!!」
老眼\(^o^)/
Q『一番苦労したことはなんですか?』
清水さん「うーーーん…(悩)」
よしつぐさん「苦労してない?」
達郎くん「俺に任せろ!みたいな?」
清水さん困ってるでしょ!
ちなみに清水さんは大星くんと呼ばれていました(かわいい)
清水さん「(笑)…隊長に向いていないと思っていたので、隊長でいようとするのが大変でした…」
清水さんめっちゃシャイ。私の中の清水さんのイメージがシェフルイなのでギャップがヤバイ。
Q『ステージ上で色々な役をやっていますが、どうやって違う役に切り替えていますか?』
アンサンブルのことだよね。
芝さん「これ俺じゃねえな!笑」
ただ、フロローも最初の「それから数年の間ジェアンからの便りはなかった」のあたりは会衆として言っているそう。半分フロロー、半分ストーリーテラーみたいな認識でやっていて、そこが面白いところだよねと。
Q『好きな台詞は?』
よしつぐさん「決め台詞になっちゃいますよね~」
達郎くん「なに?ヤーシャ?笑」
よしつぐさん「笑 好きな台詞は…ヤーシャ!!!」
好きな台詞はネタバレになるから難しいとのことである。笑
オフステだったら思う存分聞けたのに…!
最後の一言で美南ちゃんが「この作品は幕がないから、開演前からその日のお客さんの熱気が伝わってきて私は好きです」言ってて印象的でした。幕がない演目は客席に足を踏み入れたときからその世界に入っていける気がして好きなのだけど、俳優さんにもそれが伝わるんだね。
— こむぎこ (@11_14_29) 2018年5月9日
以上!すごく楽しかった!
あとは本編について少し。
◎達郎カジモドについて
三連あっきーカジモドを観たあとの達郎カジだったのだが、あまりにも正反対すぎて驚いた(久しぶりだからね)。
あっきーカジモドはやっぱりすごく現実的だし達観している。仕草や表情の幼さはもちろんあるのだけど、それ以上に振る舞いが大人なのだ。
達郎カジモドは秋劇場終盤と比べると幾分か幼さが薄れたとはいえ、幼稚さと純粋さは他のカジモドよりも強く、精神的な障害も仄かに感じられるカジモドだなと思う。
達郎カジ、彼の中で想像の世界と現実の世界が交差していて歌の中で切り替わる瞬間がすごく明確で観ている方も一緒に想像の世界に引きずり込まれるところが好きだな。達郎カジってもし普通に生まれていたとしてもたぶん変わり者だったし芸術肌で天才肌だった気がする。そういう意味で父親似なのかな。
— こむぎこ (@11_14_29) 2018年5月9日
アウトゼアにおいて、現実世界に閉じ込められたカジモドは自分の境遇をしゃがれた声で顔を歪めて哀しみに満ちた表情で歌い出すが、「みんなと一日過ごせたらどんなに素敵だろう」というフレーズで彼は一気に内面の世界を映し出す。朗らかで透き通った声で、夢見るような笑顔で、カジモドの理想の暮らしが生き生きと広がっていく。
そのカジモドの想像するワールドを表情と歌声のみで表現するのが、達郎氏は本当に上手いなと改めて実感した。カジモドのあこがれる世界が目の前に広がっていくような感覚に陥るのだ。
そういったカジモドのクリエイティブな一面はもちろん閉じ込められて育った環境だからこそ培われたのだとは思うけど、やっぱり達郎カジモドは普通の環境で生まれてきてもジェアンみたいな性格に育ってしまったんじゃないかなと思うんだよね。芝フロローが達郎カジモドに強い愛を注ぐのは、弟の姿を色濃く写し出していたのかもしれないと思った。
(反対に、あっきーカジはジェアンとは正反対の性格だから父親をあんなに嫌うんですよね。辛い。)
トップ~でエスメラルダに手すりから手を離して、と促す仕草がわりと強引なのがとてもらしくて好きだ。
◎塚田フレデリック
マンマ以来の塚田くん(何年ぶりだよ)。
あのさ、フィーバスやろう?
台詞忘れたんだけど牢屋でフロローに命令されて「閣下」って言うときの声がものすごくか細くなるのが印象的だった(ほかのフレデリックの記憶がない)
あと初めてこの枠が道化の祭の途中でいなくなるの気付きました(ポンコツ)