Comment lui dire

アラビアンコースト

ジーザス・クライスト=スーパースター 2018年全国公演序盤の雑感。

序盤とか言ったけど私はもう行かないんですけどね……ハハ……

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多摩

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川崎


ヘイッ☆パリ市民だらけのエルサレム


逆に言うと鐘上演中はJCSは上演できないのでは、、、?????


鐘クローズしよか???



にわかオタの私、JCSは殆ど神ジーと芝ユダの組み合わせでしか見ていません。
あとは芝ジー×スンラユダ。神ジー×スンラユダもあるけど(それももう6年前なんだからびっくりだね!)

ようやく、とでも言うべきか、とうとう新しいジーユダが登場しました。


◎清水ジーザス

私の中の清水さんイメージランキング
1位 シェフルイ
2位 シェフルイ
3位 シェフルイ
4位 シェフルイ
5位 パリサイ人(司祭2)


(フィーバスは?)


圧倒的なサイコパスシェフルイのイメージが強すぎてそれ以外が霞むっていう…
(ローリングホサナ後に隣の群衆に笑いかけられて気まずそうに微笑むパリサイ人もやたら心に残っている)

清水ジーザスは自分が普通の人間だと思っていたのではないか、と感じるところがあった。
特別な力があっただけで、それ以外は何も変わらないのを知っていたのはまさしく彼自身だった。
だから周りからもてはやされ、祀り上げられるほど、心がどんどん孤独になっていく。
本当はすごく正直で普通の青年なのに。


今のところのイメージ。

ゲッセマネが(精神的に)辛そうなんだよなあ





◎佐久間ユダ

ジーザスは「誰も私の心を知ってはいない」と言うけれど、ユダにも最後までジーザスの心は理解できなかった。
ただ、ジーザスを救いたかっただけ。
がむしゃらで前が見えなくて、自分が神に利用されていると気付いたときにはもう全てが遅かった。



ゆうて佐久間シモンはあまり心をむき出しにはしない人で、クールさのなかにある熱さがとても好きだった。ユダは正反対。


◎神永ジーザス



ビジュアル最強。


えー…いや…前から最強だったけど更に神化(?)が増したのでは…

神の子感強いのもそれはそれで好きなんだけどね!!!



◎芝ユダ
とうとう後継者が現れたので芝ユダを観るのもこれが最後なのかなあ。
歌はもうここ数年ずっと苦しいなあと思うときもあるけど、それを補って余りあるユダとしての生きざまに毎回涙が止まらない。

ブランクがあったので前回の芝ユダがどんな傾向だったのかあまり覚えてないんだけど、今回の芝ユダは神に利用されたことを受け入てもなお自分にはやらなければならないことがあるっていうのを最初からわかっているように見えて、人間らしくなった神ジーとの対比もあって、ユダはユダが想うまま、ユダが望むまま、死んでいったように思えた。ある意味ジーザスよりも神に近いところにいるなって。
佐久間ユダのスーパースターに皮肉めいたニュアンスがあった分、やりきった芝ユダの後腐れが一切ないスーパースターの中で、十字架を背負わされる神ジーが一層普通の人間に見えたな。


◎本城シモン

最後に本城シモン観たのジャポでかな…
熱いし(暑苦しいし)お兄ちゃん気質だし大好きなのだけど、わりと飲み込みが遅いタイプで最後の晩餐で取り返しのつかない事態になっててもひとりだけ何が起きたのかよくまだ理解できていない系シモンなのでは???
そんな本城シモンが、ヨハネ伝で磔にされたジーザスを目の当たりにしてペテロの肩にもたれかかるように崩れるところで泣きそうになる。

ていうか他のシモンも本城さんみたいに自ナンバーのアレンジしようよお~!
あと本城さんはアグラバーに帰ってきて(どさくさ)



◎大森シモン

いや…かわいいよ大森シモン……





あとはまあ、小野ユダ派の演技に相変わらず泣いたり小野使徒が晩餐で呑んでるのがどう見てもワインじゃなく日本酒とかソウルガールズに花田さんがいないのが納得いかないとか色々ありますが今回はこのへんで!!



あっマリア忘れてた(ひどい)



◎志音マリア
すごい好きなんだけど…!?!?!?

可憐さの中にある力強さのギャップが。
それだけじゃない、誰にも頼らずに生きてきたような孤独感を感じて、ジーザスの孤独な心とお互いに惹かれ合うものがあったんだろうなと思う。
ジーザスへの想いが、歌からも表情からも痛いほどに伝わってきて、待ち受ける未来を想像すると心が締め付けられるようだった。

志音ちゃんの役で一番好きかも……